海猫亭へようこそ(7)
島おこしイベントとして、海猫島でお見合いツアーが行われることになった! 人数の問題で強制的に参加させられることになった涼二だが、密かに羽純に思いを寄せるだけに心中は複雑…。
そしてお見合いパーティー当日、女性陣の中にかつて海猫亭を訪ねて涼二の料理に心癒された女性・沙織の姿があった…!海猫亭のパティシエ・圭介がパリのレストランに推薦され、フランスへ旅立った。
代わりに海猫亭にやってきたコック・オサムは茶髪でロンゲ、とてもコックに見えない風貌の若者だった。
それでも仕事は丁寧にやるオサム。
そんなある日、オサムの腹違いの兄が島を訪ねてきた。
なんとオサムは一流商社の社長の息子だったのだ!羽純が父親が倒れたとの知らせが入り、急遽新潟の実家に帰省することになった。
日本酒の蔵元である実家に戻ってくるように言われる羽純。
そして杜氏・蔵人にプロポーズされた羽純は、つい涼二に既にプロポーズをされているといってしまう。
あきらめきれない蔵人は涼二に会いに、海猫島へやって来た。
かつて兄の高志も出場した全国フランス料理人コンクールに、羽純へのプロポーズをかけて臨んだ涼二。
並みいる有名料理人たちに囲まれながらも、不利を承知で「店で1000円以内で出せる」ことにこだわった料理を作ったその結果は果たして…。
小さな島のレストランで繰り広げられる人間ドラマ、遂に完結!ボクの名前は裏野耕作。
生まれは北海道。
先祖が関ヶ原の戦いで豊臣方に加勢して以来、うちの家系は厄災続き。
でも、ボクは違う!! そう思って東京の平安大学に入学したんだ。
そこで出会ったのが、仙道占術研究会なるサークルの役仔寵ちゃんと顧問で易経地理学の権威という賀茂太一教授。
お祓いで幸せになるはずだったのに、いつの間に占術研究会の部員にされて…。
ああ、どうなることやら!?続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60008342