新訂西洋紀聞
宝永5年(1708)、キリスト教禁令下の日本に潜入をはかった宣教師シドチと、彼を尋問した白石。
その息づまる対決は、一編の奇しきドラマであり、東西文化交流史上の事件だった。
自筆本からの初の覆刻。
義経を愛する「判官びいき」が育てた非運の英雄「義経」の物語。
民衆のつくりあげた数多くの「義経」イメージの祖型と、その成立過程を解明する豊富な注を加えた現代語訳。
第1巻は、巻一から巻四、物語の発端、義朝の都落ちから、頼朝に追われた義経の都落ちまで。
巻末に解説を付す。
わが国蘭学史研究の礎を築いた呉博士の大著の覆刻。
熱意と才識をもって日本研究を推進し、悲劇的に追放された“巨人”シーボルトと、彼とともに刻苦して洋学に光をともした人びとの伝記。
第2巻は、35から69、オランダへの帰国から死にいたるまでの伝記を記し、著述・研究業績を論じる。
300年近い徳川幕府為政下の江戸の地理の沿革、風俗の変遷、事物起源、巷談、異聞など百般にわたる見聞記。
江戸時代の考証・研究に欠かせない著作の普及版。
年表体で編まれた本書の第1巻は、天正18年(1590)から天明8年(1788)まで。
巻末に解説を付す。
わが国蘭学史研究の礎を築いた呉博士の大著の覆刻。
熱意と才識をもって日本研究を推進し、悲劇的に追放された“巨人”シーボルトと、彼とともに刻苦して洋学に光をともした人びとの伝記。
最終第3巻は、70から78、シーボルトの門人、および交友のあった人びとを記す。
巻末に総索引を付す。
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